電話

070-4002-7452

メール

the.wellness.hiroo@gmail.com

営業時間

9:00〜21:00(完全予約制)

サロンに来られる方を思い浮かべていて、気づいたことがあります。

みなさん、代わりがいない。

お子さんの朝ごはんも、チームの判断も、親の通院の付き添いも。
自分が抜けたら、そこで止まる。
そういう場所に立っている方が、なぜか多く集まってきます。


「休めない」の中身

熱が出た日に、まず考えるのは体のことではないと思います。

今日休んだら、明日の量が倍になる。
連絡を入れたら心配されて、その返事もまた仕事になる。
だったら、行ったほうが早い。

そう計算してしまう。

根性でも我慢でもなく、ただの引き算です。

でもその引き算を何年も続けていると、「体調が悪い」と口に出す機能そのものが、静かに落ちていきます。

「大丈夫?」と聞かれて、反射で「大丈夫」と答える。
本当のところは、自分でもよく分からない。


倒れる前提が、どこにもない

不思議なのは、こういう方ほど「自分が倒れたとき」の段取りを一度も考えていないことです。

仕事の引き継ぎ資料はきちんと作る。
旅行の前には冷蔵庫を空にする。

なのに、自分が動けなくなる日のことだけは、想定から抜け落ちている。

想定していないから、備えもしない。
備えないまま、負荷だけが積み上がっていきます。


だから、その手前で

体は、ある日いきなり倒れるわけではありません。
その前に、細かい前触れを何度も出しています。

朝の重さ。
夕方の頭痛。
寝ても抜けない疲れ。

どれも「まだいける」で通り過ぎられる程度のもの。
通り過ぎられるからこそ、積み上がっていきます。

私がやっているのは、その手前で手を入れることです。
崩れてから戻すのではなく、崩れる速度を落としておく。

地味な仕事です。
劇的な変化を期待して来られると、少し物足りないかもしれません。

けれど代わりがいない人にとって、「今月も普通に動けた」ことの価値は、たぶんかなり大きい。


自分のために時間を取ることに、うしろめたさを感じる方もいます。

でも、あなたが倒れたときに困る人の顔を、一度思い浮かべてみてください。
その人たちのためにも、という言い方は少しずるいでしょうか。

無理にとは言いません。
必要になったときに、思い出してもらえたら。